政府から、7~9月の電気・ガス料金支援の内容が発表になりました。
「平均的な使用量の家庭で、7月と9月使用分は1040円、8月使用分は1260円の負担減になる」とのこと。
最低賃金1時間分を各家庭に配分するって感じでしょうか。
月千円でもないよりはましですがこの金額で果たしてどれだけ生活の足しになるのかと思ってしまいます。
エアコン(クーラー)の一般的な電気代は8時間使って469円くらいだそうです。
この金額、暑さでクラクラするような猛暑日の寝苦しい夜間などで、3日間クーラーを使うとおしまい。
あとは昔ながらの扇風機、団扇、網戸、打ち水、水風呂、自然風。
つらそうだけれど、食費などを削ってクーラーを使っても仕方がないです。
結局、ない袖はふれない。
また、この金額、暑いからと自販機で冷たい飲料を7本も買って飲んだらもうおしまい。
ありがたみはないですね。
ただ、全体では計3881億円(2025年度予算の予備費から)にもなるそうですので、全体の金額をみれば仕方がないか感もでるのですが、一方でこんな小さな気休めのような補助金ならばなくてもいいとも思います。
こういう目先のバラマキではなく、もっと制度的な根本的な仕組みの見直しを期待しているのですが、どうもなかなかそういう方向には進まないようです。
ツギハギばかりで、どんどん社会の制度が複雑怪奇になっていきます。
お金ってあるところにはあるのでしょうが、どこへ行ってしまっているのでしょうか。
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