Lubuntuには今現在、2027年4月までサポートされる最新のLTSリリース『24.04.2 LTS (ノーブル・ナンバット)』と半年ごとにリリースされ、2026年1月までサポートされる最新の安定版リリース『25.04(勇敢なパフィン)』がありますが、このメモでは最新のLTSリリース『24.04.2 LTS (ノーブル・ナンバット)』について書き残していきます。
1.Windows 10PC上のデータのバックアップ
現在使用中のWindows 10PCにLubuntuを上書きする、クリーンインストールをしていきますので、まずしっかりやっておかなければならないのが、自分で作ったデータなどのバックアップです。
Windows で作ったオフィスファイル、画像、音楽ファイルなどは、制限がある場合もありますが基本的には導入後のLubuntu上でも使うことができます。
私の場合はデータの量が少ないので、使用中のUSBの空きスペースにファルダを作ってコピペしました。
また、Googleドライブなどクラウドに一時退避させておくことを検討してもよいでしょう。
2.Lubuntu 起動用USBの作成のために準備するもの
1)起動用に使う4GB以上の容量のUSBメモリ
Lubuntu24.04LTSの場合4GB以上の容量があれば大丈夫とのことですから、4GB以上の容量のUSBメモリを1本用意します。
手持ちのものを使うのであればデータの吟味を慎重に。
適当な手持ちのUSBメモリがないのならば、昨今は百均などでも数百円から売っていますから、安いものを入手しておきます。
私は百均で税込み550円 16GBのものを使っています。
こういうたぐいのもので十分です。
2)デスクトップイメージファイルのダウンロード
昨今は怪しいページもたくさん存在しますので、何かをDLする必要がある場合、GoogleやMSさんの検索を使って公式サイトを見つけ利用するのが一番無難な方法です。
「Lubuntu」をキーワードに検索すると、『Lubuntu – The official Lubuntu home』が上位に出ると思います。
このトップページの『ダウンロード』をクリックすると開くページの左側が『24.04.2 LTS (ノーブル・ナンバット)』のダウンロード入口です。
下にスクロールして、「デスクトップ 64 ビット」と書かれた部分をクリックするとダウンロードが始まります。
とても時間がかかります。
たっぷり時間のあるときにPCの『ダウンロード』フォルダに『lubuntu-24.04.2-desktop-amd64.iso』をダウンロードしておきます。
3)ブータブルUSBメモリを作るために必要なプログラム
2)でダウンロードしたISOイメージファイルを起動用のブータブルUSBメモリに仕上げて行くにはもうひと手間かける必要があります。
この際必要なのが、ISOイメージファイルを展開するためのプログラムです。
・Windowsならば、GoogleやMSさんの検索を使って『Rufus』などの公式サイトを見つけてそこから、または窓の杜など信頼できるサイトからダウンロードして、PCに事前にインストールしておく必要があります。
・Lubuntuならば、Superキー(Windowsキー)を押し立ち上がるメニューに検索窓に「USB」といれると『ブータブルUSBの作成』というプログラムが入っているので、インストールの必要ななく、これを使います。
私は日頃使っているLubuntu PCでブータブルUSBをつくりましたので、後半の方法をとりました。
3)ダウンロードしたISOイメージファイルをもとにブータブルUSBメモリを作る
2)でダウンロードしたISOイメージファイルがあり、1)のUSBメモリを差し込んだ状態で『ブータブルUSBの作成』というプログラムを立ち上げると上に『lubuntu-24.04.2-desktop-amd64.iso』が、下に使用するUSBをメモリがそれぞれが認識されているはずです。
上の欄にISOイメージファイルが表示されていなときは、『その他』のボタンをポチッてダウンロードしたISOイメージファイルの場所を指定します。
それを確認したら、赤丸の『ブータブルUSBの作成』ボタンをクリックすれば、あとはプログラムがやってくれるでしょう。
これで、起動用のブータブルUSBメモリは完成です。
==== 次回は ...
◯ (Lubuntuへの切り替え4)LubuntuをUSBメモリから起動させる
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