事前に作成したブータブルUSBをさして電源ON!
「いよいよインストールだ!」とワクワクドキドキ。
あれれ、いつもと同じ画面でたちあがっちゃた。
「ためじゃん。これ」っていうのが、数年前に初めてXubuntuを試したときのトホホなわが姿です。
期待があるだけに、ほんと途方に暮れました。
実はOSをUSBメモリから読み込ませるには、パソコンの『Startup Device Menu』をたちあ上げてその設定を変更する必要があったのです。
今回は、その話です。
『Startup Device Menu』を起動する方法は、メーカーによって、パソコンの機種によって、若干違っていたり、そのメニューがない(OSを替えられない)ものがあるようです。
また、そのメニュー画面に至るまでの表記が英語でわかりにくかったり、普段使い慣れたマウスでの操作ができなかったりで、ここでに苦戦することが多いかもしれません。
Linux OSを試し始めた当初はここでずいぶん悩みましたが、ここをクリアできればインストールはできたようなものです。
ここでは、NEC-MATEについてのみメモします。
1)電源が入っていない状態のパソコンに作成したブータブルUSBを差し込む
※ブータブルUSBを差し込んでいないと、『Startup Device Menu』にUSBの項目がでません。
「USBの項目がない。おかしい!」となってしまいますが、ないものは認識しないのが当然で、おかしいのは自分の方だったりする。
あとで思えば苦笑いの話です。
2)ここで、パソコンの電源を入れる
3)パソコンのメーカーロゴが表示される前から『F12』キーを連打する
押し続けても同じかと。
すると、
こんな『起動メニュー Startup Device Menu』が出現するはずです。
上手く行かなかった場合は、既存のOSで立ち上がりますので、再度電源を落として、ということになります。
『Startup Device Menu』の画像をとるために、現在使用中のLubuntu PCとUSBメモリで立ち上げましたので、一番上の既存のOSは、Ubuntuになっています。
Windowsで動いているパソコンならば、ここはWindowsとなっているはずです。
↓で下のアンダーラインの項目まで移動し、ブータブルUSBを選択して、Enterを押すと読み込みが始まってLubuntuを読み込んでくれるでしょう。
まずは、Try!Try!で進みましょう。
インストーラの案内にしたがって選択していけば、ひとまずのインストールは完了です。
難しい手順はありません。
失敗してもこの段階ではUSBメモリからの起動ですので、電源ボタンを押して、パソコンを終了させて、USBメモリを抜き取って立ち上げれば、既存のOSが起動します。
USBメモリから起動した場合、HDD等にインストールしなくてもお試しTry!で使用することができます。
本格的にHDD等にインストールする前に、お試しで動きなどを確認すると良いでしょう。
ちなみに、最初の画面は古臭く、かなりもっさりした感じがするかもしれませんが、これは後で自分なりにカスタマイズしていくことができます。
パソコンの動きなどに納得できたら、画面左上部の鳥のマーク、ハチドリのアイコンをクリックすると、HDD等への本番インストールがはじまります。
この際、インターネットに接続できるのであれば繋いでおけば、インストールの中、更新ダウンロードもおこなわれます。
本番インストールも、インストーラの案内にしたがえば難しいことはないですが、入力しやすいパスワードを考えておいたほうが良いでしょう。
自宅のみで、個人で使うのであれば、パソコンの起動時にパスワードなしで起動という設定ができますが、その後のアップデート、サスペンドやロックの解除時、QTerminalの使用時など重要な操作時はパスワードが必要になってきます。
あまり込み入っておらず、かといって単純すぎでもなく、覚えやすく、とにかくキーボード入力がしやすい数字や文字の組み合わせです。
HDDなどストレージのパーテーションの変更の部分では、Windowsとの共存もできますが、スペックの低いPCに二つのOSでを抱かせるのは可愛そうですし、そもそもこの作業の主旨とは外れます。
既存を削除してクリーンインストールは、選択肢の中間くらいにありますね。
ポチってみると画像イメージが変わります。
そのあたりを手がかりにするといいかと。
インストールに失敗したな!と思ったら、パソコンの電源ボタンをおもむろに押して、このページの最初の手順に戻ってやり直せば大丈夫です。
本番インストール直後は、パネル(画面下の帯)に『Lubuntu Update』のハチドリのアイコンが出現します。
ここでインストール時に設定した管理者権限のパスワードが求められます。
まずは最新の内容までここでアップデートしてインストール完了です。
==== 次回は ...
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