今、別のことで話題になっている日本郵政が、今秋までに預貯金残高の情報を営業(主に保険営業にということ?)に利用する同意を得ていない顧客は、郵便局に情報共有できないようにシステム改修するというネットニュースを今読みました。
でも、これって、郵政民営当初からの「お約束」ですよね。
おい、おい!
今、お金を使うのはそこじゃないでしょ!
そんな思いが わきました。
全国24000の郵便局が、大きな郵便局のように保険部、貯金部、集配営業部(郵便部)に分かれているならば有効な改修でしょうが、現状1万9千局程度は、混在一体です。
また、大きな郵便局でも、管理者IDならおそらく見られる!
苦し紛れに、局長さん、部長さんが閲覧し、腕利きの営業に保険に入れさせる。
なんてことも普通に続くでしょう。
小さき局の窓口の人は保険、貯金、郵便の情報を使える端末でなければ仕事はできない。
私の住んでいるところの外での営業の方は、集配・郵便営業、保険・貯金の営業をしているようです。
保険・貯金の営業をしている場合、当然、どちらの営業データも必要なわけで、そしたら、システム改修なんて意味がないのではないでしょうか?
どうしてこんな本質ではない部分に大切な利益をまいてしまうのでしょうか。
三事業一体で、全国津々浦々、24000の郵便局窓口を維持する!
それ(郵便局)が国を支えてきた時代も確かにありました。
私はその時代を生きてきた。
でもね。
令和の今はそうじゃない!
保険業界、銀行業界、運輸業界とも成熟し、それぞれの法的な縛りもある中で、三事業一体経営堅持という無謀に一日も早く気づき、目覚める政治家や郵政組織内の有力者(旧特定局長会)が出てきて欲しいと思います。
一日も早く本来の分割民営化をして、それぞれの道を進むべきです。
大した血も流さずに、ちまちました政治力で、もう18年も の歳月を無駄にしてしまった。
保身より解決!
明治の時代に緒を付けた郵便局という『文明』を、いい形で後世に繋いで欲しい!
心から、そう思っています。
私は、路上で、体感温度40℃にもなる今の酷暑の中でも、毎日愚直に働く多くの仲間たちのために、そう思っています。
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