(日々のこと)背が縮むのも有り難い気がしてきた

今年も行政の補助をもらって、特定検診を受けてきました。

相変わらず検査結果には「*」がたくさん付いていました。

薬を飲んだり、多少は生活習慣に気を使っているのですが、ほんと、相変わらずです。

今回気になったのが、身長が169cmになっていたこと。

昨年よりまた少し縮んだ!です。

看護師さんにきいたら、「年をとると少しは縮んできますよ」と笑っておられた。

40歳代のころは、171cmくらいあったので、気付かぬ間に既に「2cm以上」も縮んだことに少々驚き。

帰宅して調べてみたら、「骨粗鬆症や筋肉の減少で身長が縮むことがある… 通常、40歳以上の人は椎間板の劣化により10年ごとに約1cm身長が縮みます」とのこと。

ここでも老化は着実に進行していたということ。

それでも今までは、

生きているのが当たり前。

健康で動き回れるのが当たり前。

老化なんてことは思いもしなかったというわけです。

昨今はと言えば、

目がかすむ

腰が痛い

膝が痛い

心臓は弱る

腎機能は低下傾向

肝機能は低下

その他いろいろとなくすことばかりですが、これを受け入れることでとても気持ちが楽になるということに気づきました。

高齢者、後期高齢者となれば、まだ仕事ができる体力、能力があっても社会からは弾かれてしまう。

収入の道がなく、周りの人はどんどんいなくなってしまうのに、自分だけ体は元気モリモリで、年を重ねるほどに元気になっていくのでは、将来の生活が心配でどうにもなりません。

でもこうして日々弱ってくる、老衰の道を受け入れると、今持っているもの、今できることで、この先どうしたらよいか、なんとなくイメージができます。

自分の中で、できることをできるだけやって行けば良いのです。

あとはなんとかなる。

自分で自分の人生を決められる、こう思うだけでとても安心できます。

今この年になって毎年毎年身長がすくすく伸びたとしたら、そっちの方が不安でいっぱいになりますね。

「これでいいのだ」です。

今日は自宅のお仏壇にお盆の棚を作りました。


こんな作業は子たちの世代では誰もしないでしょうが、先祖代々が続けてきた習慣、できる限り続けていこうと思っています。

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