(Lubuntuへの切り替え13)ブルーライト対策をする

Lubuntuのブルーライト対策プログラムは、プリインストールされています。

メニューキー→アクセサリ→Redshiftをクリックすると、パネル右側にアイコンが現ると思います。

でも、ひと手間いるところが、Lubuntuらしいというお話。


ちなみにですが、Amazon の「Redshift」というサービスとはまったく関係ありません。

WindowsやChrome OSでは、設定しておけば時刻がくると自動で立ち上がって機能しますが、このRedshiftは、パソコンを使っている位置(緯度軽度)などの設定ファイルを作らないと期待通りに動きません。

自動起動の設定もできますが、必要のないときはプログラムを走らせないほうが古いパソコンはよく動きますので、私は、夕方から夜間で長時間パソコンを使うという場面で、立ち上げて使っています。

目にはとても良いと感じています。

では、

1)設定ファイルをつくる

◯まずGoogleマップで自宅の緯度軽度を調べましょう

自宅で右クリックすると表示されます。

メニューキー→アクセサリ→Featherpadでテキストエディタを立ち上げます。

下の内容をテキストエディタにコピペします。

最初は以下の内容で、自宅緯度経度のみ変更して、使っていく中で調整すればよいでしょう。

下部の、lat=自宅の北緯(緯度) 、lom=自宅の東経(経度)を書き込んでひとまず完成です。

======= この下から

  [redshift]

    temp-day=5500

    temp-night=3700

    transition=1

    adjustment-method=randr

 location-provider=manual

    [manual]

    lat=*******

    lon=*******

======= この上まで

\\\\\\ <設定内容のコメント>  \\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\

temp-day、temp-night

 昼と夜の色温度設定。数字が色温度。ここでは平均値を使ってある。

 Google先生によると、

夜の色温度は通常、3000K~4000K前後の低温(平均的には3700K)。

日中の色温度は通常、約5500K~6500K(平均的には5500K)。

transition

 画面調整を行う際の画面変化。1は徐々に。0は時刻でいっきに変わる。

adjustment-method

 画面の調整方法。

location-provider

 現在位置(緯度・経度)の取得方法。

  『manual』設定にして、次の欄で、自宅の緯度経度を設定。

 latは、北緯。lonは東経。

\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\\

2)設定フィルの保存

◯設定ファイルを一時保存

Featherpadから直接だと、configフォルダが見えないので、名前を付けて保存で、デスクトップなどに「redshift.conf」という名前で一時保存。

設定ファイルの置き場所は、『~/.config/redshift.conf』です。

マウスでたどって見ましょう。

パネルにあるファイルマネージャーを立ち上げます。

メニューバーの表示(V)をポチって展開するメニューから、「隠しファイルの表示」をポチッ。

.configフォルダが見えると思います。

この画面を残しておいて、デスクトップに保存した「redshift.conf」をコピペで、.configフォルダに張りつ付けます。

以上で完了。

設定した自宅の緯度経度で日の出、日没時刻が判定され、日没後は画面が赤みがかって動画などを長時間みるには有り難い機能です。

==== 次回は ...

◯  Wineを入れればWindowsプログラムが動く(かも) (予定)




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