Windowsで使っていたインストールプログラムと同等の機能のものは、ソフトウエアセンター『Discover』で探してみると、ほとんどがLubuntuにも用意されています。
それでも、どうしても使い慣れたWindowsプログラムを使い続けたいという場合は、『Wine』というプログラムをLubuntuにインストールすれば使い続けられる可能性があります。
私は、Windows PCで『日本語プログラムなでしこ1』を使って自作したプログラムを使い続けたいため、この『Wine』を入れて使っています。
インストールは、ソフトウエアセンター『Discover』でマウス操作で完了できる簡単な内容ですが、既知の問題として、インストール直後は文字が「□□□□」で文字化けしています。
今回は、この対策のメモです。
1)『Wine』『Winetricks』をインストールする
『Winetricks』は、『Wine』を設定したり、操作するためのプログラムで、導入後は『Winetricks』を通じて『Wine』を動かしていきます。
メニューキー→システムツール→Discoverでソフトウエアセンターを立ち上げます。
検索窓に「wine」といれて検索すると『Wine』『Winetricks』がありますので、これをインストールします。
2)『Wine』を起動してみる
メニューキー→アクセサリ→Winetricksとたどってポチリます。
「64ビット版をつかっているから、32ビットのプログラムだと問題がでるかも」的な警告がでますが、ここは気にせずOK。
次に現れる画面で『select the default wineprefix』を選んでOK。
ちなみに、抜けるときは「キャンセル」をポチると画面を閉じることができます。
次に現れる画面で『Run explorer』を選んでOK。
すると、古いWindowsでなじみのある『デスクトップ』が現れます。
上の画像は文字化け対策後で正常に表示されていますが、最初に立ち上げたときは文字化けしているかと思います。
3)文字化け対策
文字化けは、『cjkfonts』フォントを追加すれば解決です。
今度は、『Run explorer』を選んだ画面の上部にある『install a font』選んでOK。
ここで『cjkfonts』を選択して追加。
『Wine』を再起動するとあら不思議!なおっているかと思います。
4)Windowsプログラムをどうインストールするか
『Run explorer』を選択した画面の中段に『Run winecfg』という項目があり、ここを選ぶとプログラムのインストール項目があります。
インストールしようとしているWindowsの実行ファイル「.exe」を探して選択すれば、後はいつものWindowsの手順です。
==== 次回は ...
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