(日々のこと)立秋です

まだまだ暑い日が続きますが、暦の上では今日は立秋です。

昭和の時代に全盛だった手紙の文化はかわり、最近では夏のご挨拶状をだすこともなくなりましたが、今日をさかいに「暑中お見舞い」から「残暑お見舞い」に変わるのだと記憶しています。

実際には残暑は10月頃まで続き、ここしばらくの気温が1年で最も暑いピークなのだそうです。

それでも朝夕にはときどき涼しい風を感じ始め、夕方にはひぐらしがなき、少しずつ夏は秋に変わっていきます。

暑いのは好きではないし、得意でもないのですが、夜明けも早く、日も長く、一日の変化をはっきり感じられる夏は四季の中で一番好きな季節です。

朝の5時前には日の出を迎え、セミ、小鳥の喧騒で始まり、お陽様がでれば、ひんやりとした空気も一気に熱風とかわります。

セミ、小鳥が暑さで一休みしても、人の活動音は夜まで止むことはありません。

そして深夜を過ぎた頃から、日中の喧騒と対局の静寂の時間。

昼間の騒々しさが嘘のように物音一つしない時間が数時間続きます。

明けの七つ時分には、牛乳屋さん、新聞屋さんが動き出し、また新しい一日がセミ、小鳥の喧騒で始まります。

歳をとり、明けの八つ時分に目が覚めると寝付けない日も増えました。

こういうことを自覚し始めた当初は寝付けないことに不安のようなものをかんじていたものですが、最近では「これもまたよし」と思うようになり、眠れないときは起きていることにしています。

そして夏場の一日のコントラストの中で、明け方の静寂がとても好きになりました。

今朝もそうでしたが、この時期の明け方はまだ虫のなき声もなく、車の音も、もちろん人の生活音もない。

本当に無音、静かな時間です。

一人で静かに過ごす。

無音を聞いている、何もないことを意識する時間、とても心が休まります。



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